2010年6月6日日曜日

お薦めの1冊教師の話し方・聴き方


普段の子ども達とのかかわり方の1つに教師の話し方・聴き方の大切さがあります。
私の本にはそのスキルに関するものがあります。

心ほぐしの学級ミニゲーム Part2 みんながなかよくなれる学級ゲーム(小学館) 著/八巻寛治 も、その1冊です。興味のある方はどうぞ…↓
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784091058164
聴き合いや学び合いに最適の1冊です。若い教師も、ベテラン教師も、自分指導かスタイルを振り返るよいきっかけにしてみませんか。

ことばが届く、つながりが生まれる
教師の話し方・聴き方

編著者名 :石井順治/著
判  型 :A5
体  裁 :単行本
定価(価格):2,000円(税込み)
本  体 :1,905円
ISBN   :978-4-324-08882-1
発行年月 :2010年3月31日
分  野 : 分野別一覧> 教育・文化> 学校経営・学級経営(単行本)
http://www.gyosei.co.jp/home/books/book_detail.html?gc=5107547-00-000
授業研究、国語教育の実践に定評のある著者が、“ことば”をテーマに、
学校・学級が“学びあう”ための秘訣を紹介。

学校現場の授業づくりのテーマとして、「学びあい」が大きくクローズアップされています。
この「学びあい」とは、教師の確かな指導のもとで、
「子ども同士がお互いに意見を交換しあいながら学習を深めていく」というものです。

ところが、教師の説明が長すぎるなどの原因から、
子どもの学びあいが妨げられているケースが多々あることが指摘されています。

そこで、よりよい「教師の話し方・聴き方」のポイントを
多数の実践例を盛り込みながら、具体的に活用できるものとして紹介します。

また、本書は授業づくり以外にも、以下のように、
教師が校内外で直面する様々な場面を想定しています。
【子ども】
 これまでよく見られていた画一的な対応ではなく、
 子ども一人ひとりの多様な考えを引き出す手法を紹介。
【保護者】
 「モンスターペアレンツ」に代表されるように、保護者対応は学校の喫緊の課題です。
【同僚】
 校内の急速な世代交代(団塊世代の大量退職・若手教師の急増)で、
 同僚とのコミュニケーションの取り方が難しくなっていることが問題となっています。

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 目次
  1 あなたは、どんな話し方、聴き方をしていますか?
   ・子どものおしゃべり、話しかければ止みますか?
   ・あなたの話、子どもたちは本当に聴いていますか?
   ・長い話、くどい話になっていませんか?
   ・子どものことばを待てますか?
   ・どんなことに留意しながら子どもの話を聴いていますか?
   ほか

  2 授業を変える話し方・聴き方
   ・間違いに存在する子どもの考えが聴けたとき
   ・予測を超える子どもの考えを受け取れたとき
   ・子どもの考えに即興的に対応できるとき
   ・子どもの考えがテキストとつながるとき
   ほか

  3 ことばがつながりと信頼感をはぐくむ~子どもと、保護者と、同僚と
   ・子どもの心を解きほぐす教師の語りかけ
   ・子どものやる気を引き出す教師のことば
   ・信頼感をはぐくむ保護者との対話
   ・学び合いを深める同僚とのコミュニケーション
   ・研究協議会におけるコミュニケーション
   ほか

 著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
  石井順治…いしい・じゅんじ/東海国語教育を学ぶ会顧問

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